KeepCup Returnable Cup Project at IKEBUKURO LIVING LOOP
KeepCup リターナブルカッププロジェクト at IKEBUKURO LIVING LOOP
2024年5月、LessPlasticチームは池袋駅の近くにあるグリーン大通りで開催されたIkebukuro Living Loopというイベントで、KeepCupリユースステージョンを設置し、リターナブルカップの運用を試験的に実施しました!
リターナブルカップとは、、、
名前の通り返却するカップで、中身を消費した後に返却・回収をして、洗浄し再び使用する容器(カップ)のことです。
イベント会場、オフィス、ホテルなど様々なシーンで、使い捨て容器の消費を削減し、環境や経済的な負担を減らす方法の一つとして年々需要が高まっている取り組みです。
A Less Plastic Projectとしての活動
Less Plasticは、カフェ、イベントなど、それぞれのシチュエーションに合わせたリターナブルプロジェクトを企画・提案し、多様な形でKeepCupのリターナブルカップの取り組みを展開しています。
2023年秋頃、虎ノ門のオフィスビルにある”オールプレス・エスプレッソ虎ノ門カフェ”でのリターナブルカップのサービスを提供開始し、A Less Plastic Projectの第一弾がスタートしました。現在もこの取り組みは実施されています。こちらの取り組みの詳しい内容はこちらからご覧ください。
イベントでのリターナブルカップ試験的導入
今回、IKEBUKURO Living Loopというイベントにて、KeepCupのリターナブルカップの試験的導入をしました。
IKEBUKURO Living Loopとは、
2017年から池袋東口にあるグリーン大通りをメイン会場として開催されてきたマーケットイベントです。
リビングのように居心地良いまちなかを目指すというテーマを掲げ、”まちなかリビング”プロジェクトとして、始まった Living Loopは、地元の方も池袋に遊びに来た方も、訪れた人がまるで自分の家にいるかのようにくつろぎながら音楽や食事、人との交流を楽しむことができるイベントです。
出展企業も参加し、様々なサステナブルな取り組みが行われ、イベントとしても循環・環境にやさしいイベントづくりを目指しています。
THE HASUNE FARM:マーケット内で出た生ゴミを回収して、肥料にし、土に還して野菜を育てる循環プロジェクトを実施。
パタゴニア東京・目白:服の縫製修理、Tシャツのアップサイクルワークショップなどの循環、再利用促進活動を実施。
WATER STAND:お水を飲みたい時に、ペットボトルのお水を買うのではない選択肢をウォータースタンドを設置して提供。
PASSTO:着ることがなくなった洋服の回収し、それを必要とする誰かの手に届ける活動を実施。
今回Less Plasticが実施したリターナブルカップは、今後のリターナブルカップ活動の調査も含めた試験的運用とし、皆様にはモニター参加としていただき、アンケート調査も実施しました。
調査結果も含め、今回のリターナブルカップの様子をお届けいたます。
リターナブルカップ実施内容
今回は、リターナブルの試験的導入ということで、今後のリターナブルカップ活動の調査も含めた実施とし、皆様にはモニターとして参加して頂きました。
【当日のレンタルの流れ】
リユースステーションで、カップを選び、モニター申し込みフォームを登録
↓
リユース体験
↓
リユースステーションに返却、事後アンケートに回答
結果として、、、
事後アンケートより、今回のリターナブルカップの結果と、モニターの皆さまの声をご紹介します。(アンケート集計数:31人)
リユースカップを利用した人数:約60人
使い捨てカップの削減したカップ数:約81杯以上
※アンケート回答分のみの算出数であるため、上記数値以上の削減ができていると考えられます。
中には、リターナブルカップ利用後、KeepCupをマイカップとして購入し、リユースの新たな旅の第一歩をスタートさせた方もいました!イベント後のリユースにもつながるとても嬉しい結果です☺︎
「借りる、使う、洗う、返すができる。」がリユースの効果を発揮
KeepCupリユースステーションの隣には、ろ過された水道水を注ぐことができるウォーターサーバー(WATER STAND)が設置してありました。マイボトルを持っていなかった方でもリターナブルカップがあることで、その場でカップを借りて、水分補給ができたり、1日のイベントを通して、何度も水分補給をしている方がいたりと、使い捨てカップ以外にも、ペットボトルの消費削減にも繋がっていると実感しました。
WATER STANDのスタッフの方によると、以前の同イベントでは、来場者の方から「紙コップはありますか?」という質問があったそうです。しかし、今回のイベントでは一度もその質問がなかった。と驚きのお話をしてくださりました。
来場していたお子様なども、簡単にカップを濯ぐことができ、楽しいアクションの一つにもなっていた、このウォッシュステーション。
このウォッシュステーションのおかげで、一度借りたリユースカップで1杯以上の利用をした方を沢山見ることができ、貸し出したカップ数以上の数の使い捨てカップの消費削減に繋がりました。
モニターの皆様からの声
モニターの皆様からのアンケート結果からは、リユースやマイカップの意識が関心がある方が多いということがわかりました。
- 常にマイカップやタンブラーを持ち歩いているー 19.4%
- 時々持ち歩くー 61.3%
普段からマイカップやタンブラーの利用を実践している方は回答者の約8割を占めていました。
そして、「今後も当イベントでリターナブルの仕組みがあれば利用したいか」という質問には、100%の回答で「利用したい」という結果となり、今後のLiving Loopでのリターナブルカップの取り組みにとても前向きなアンケート結果が得られました。
LessPlasticでは今後もLivingLoopと協力をして、リターナブルカップの可能性を探って行きます!
7月に開催される Living Loopでもリターナブルカップを実施する予定です。
今後もKeepCupのリターナブルカップの取り組みをブログで紹介していきます!
LessPlasticが運用するリターナブルカップに興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
皆さまとともにKeepCupから広がるリユースの輪を広げていけたら嬉しいです。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました!