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便利主義”が環境に与える悪影響

1/26/2022

海外で「日本だったらコンビニですぐ買えるのに!」と感じたことはありますか?日本のコンビニは読んで字の如く、私たちに世界トップレベルの “コンビニエンス=便利さ” を提供してくれています。でもそんな身近な便利さが環境にもたらす悪影響について考えることはありますか?日常生活をする上で、日々深刻化する環境問題の現実があることは理解しつつ、どうしても便利さを優先してしまう…そう感じているのはあなただけではありません。私たちの日々の努力が実際に環境問題にどのように貢献しているのかを少しでも可視化できれば、誇りを持って行動に繋げていけるかもしれません。

2020年7月に、全国一斉にレジ袋が有料化され、マイバッグを持つことが徐々に日常に浸透してきたと感じる方も多いのではないでしょうか。大手スーパーなどでは以前からレジ袋の有料化を進めている会社も少なくはなかったのですが、コンビニでは利便性を優先するという観点から今まで有料化に踏み切っていませんでした。レジ袋の有料化には、賛否両論さまざまな意見があがっていますが、特に多く言われているのがその意義についてです。

朝日新聞デジタルのアンケート 2020年8月19日~9月8日14時 計2581回答

このアンケートにあるように、レジ袋の有料化にあまり意義を見出せない、もしくは不便で迷惑だと考える人が多くいることが分かります。プラスチックゴミの問題は、レジ袋を減らすだけでは意味がないという意見も多く見られます。一方、大手コンビニチェーンのファミリーマートでの調査では、有料化以前は30%にも満たなかったレジ袋利用辞退率が、有料化された現在では77%となり、この水準が続けばファミリーマートだけでも年間23億枚のレジ袋の削減に繋がるというデータがあります。私たち日本人は、全国で年間300億枚のレジ袋を消費していると言われています。私たちの些細な努力で年間300億枚のレジ袋を削減できるのであれば、これの取り組みを無駄とは呼べないでしょう。

私たち消費者が排出するプラスチックゴミの中でレジ袋と同じくらい多いのが、ペットボトルです。PETボトルリサイクル推進協議会がまとめた国内のデータによると、2018年には244億本のペットボトルが出荷されました。日本国内においてのペットボトル消費量は年々増加傾向にあり、2年前の2016年から比べても12億本も増えている計算になります。2016年に消費されたPETボトル232億本をつなげると、なんと*地球を126周できるほどの長さになることになります

*500 mlボトルの高さを20センチ、2Lボトルの高さを30センチとして計算してみます。 日刊経済通信社の報告から推定すると、2016年度の出荷本数は、500mlボトルが190億本で、2Lボトル42億本ですので、合計506万キロメートルになります(500mlボトル190億本 × 20cm + 2Lボトル42億本 × 30cm)

またコロナ禍の外出自粛の影響もあり、以前よりも利用する機会が増えたかもしれない食事の宅配サービスですが、これもまた気づかないうちにプラスチックゴミの排出に繋がっていることが明らかになってきています。東京で2020年4月に分別回収された容器包装プラスチックは、分別回収している区のうち江東区や杉並区など11区の平均で前年比の約10%増えています。横浜市でも12.5%ほど増え、5月も同様の傾向だという調査結果があります。

そんな中、町全体でプラスチック容器の削減に乗り出している自治体があります。岡山県真庭市では、環境課の呼びかけから市全体でプラスチックゴミの削減に力を入れています。市内の飲食店ではマイ容器やマイボトルの持ち込みを受け入れている店舗が25件ほどあり、更に市の施設で使われていた樹脂製の容器を、テイクアウト用の容器として無料で飲食店に提供する取り組みも始まっています。市内の豆腐店では、揚げたての厚揚げを、市から提供された容器に入れ、市が無料で配布しているエコバッグに入れて販売しています。この取り組みは飲食店にとっても容器代がかからないため、この店ではマイ容器の持ち込みや、市の容器でのテイクアウトを選んだ客に対しては3%値引きして販売しています。

プラスチックゴミ問題の解決には、商品の不要な梱包や産業プラスチックゴミなど、私たちの行動では直接変えにくい部分におけるゴミの排出を削減する必要があります。そのために企業や政府、自治体は対策をより強化していく必要があります。しかし、レジ袋を使わないことや、ペットボトルの水を買わないこと、マイカップ、マイ容器を持参するなど、私たちが日常的にできる小さな努力や心がけを続けることで、消費者としての意思表示をすることはできます。個人が変われば、社会は変わる。私たちの意識を変えていくことで、問題解決への大きな一歩となるのです。

Resources

https://features.japantimes.co.jp/climate-crisis-plastic/

https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_BeInspired_21631/

https://www.asahi.com/opinion/forum/054/

https://neutmagazine.com/series-15-OptOutside

https://neutmagazine.com/boycott-adios-starbucks

https://www.asahi.com/articles/ASN9D74CYN96ULBJ00D.html

https://www.cross-m.co.jp/report/life/20200709shopping/?gclid=Cj0KCQjwufn8BRCwARIsAKzP695JGCJJ9i8j_w3p19ofQ1A2v4BNtKChTCQ1Vwu8L_MMS3brmxoHwhYaAs-iEALw_wcB

https://www.mymizu.co/blog-ja/eco-with-kanae-plastic-bags-japan-charge

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/haikibutsu_recycle/reji_yuryo_wg/pdf/003_s01_00.pdf

https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-04/y031204-s1r.pdf

https://toyokeizai.net/articles/-/251151

https://www.bkb.co.jp/topics/rezibukuro-flow/

https://gooddo.jp/magazine/oceans/marine_pollution/plastic_garbage/plastic_bag/10730/

https://www.asahi.com/articles/ASN6F3DZ9N68PLBJ005.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200908/k10012606851000.html

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