KeepCupのお手入れ
いつまでもお使いいただくために。
正しいお手入れをして、もっとKeepCupを楽しもう。長く使ってこそのマイカップ。
持ち運ぶ時は
KeepCupは水筒ではなく、使い捨てカップの代用品です。飲み物の飛び跳ねは蓋で防ぐことはできますが、長時間傾けると漏れてしまいます。
手に持っての移動や、車のカップホルダーに入れての運転は問題ありません。ただ、バッグに入れて持ち運んだりすると漏れてしまうことが有ります。
ガラス製で中の見えるKeepCup Brewには耐熱ガラスを使用していますが、決して無敵ではありません。落としたり急激な温度変化にさらされるとひびが入ってしまうことも有ります。熱いグラスに冷たい飲み物を注いだり、熱い時に濡れた場所に置いたりしないようにお気を付けください。
洗い方
優しく洗ってください。研磨剤を使用しているスポンジなどのご利用はお控えください。
使用毎に水洗いし、週に一度は洗剤で洗ってください。
前の飲み物の付いたカップではコーヒーの美味しさは損なわれてしまいます。カフェによってはバリスタが洗ってくれますが、それでもコーヒーは染みつきやすいので飲み終わったらその都度水洗いをすることをお勧めします。
コルクを使用している製品を除いて、食器洗い機の使用が可能です。上下に分かれている場合は上段をご使用ください。本体、蓋、プラグ、シリコンバンドのどれもが耐久性に優れています。
ステンレス製品について
ステンレス自体は非常に強いですが、表面のデザインを維持するために優しい手洗いを推奨します。食器洗い機によっては強い薬品を使用しており、デザイン傷つけてしまうことが有るためです。表面のデザインは12ヵ月保障の対象外です。
ステンレス製品の電子レンジのご使用は危険です。絶対に行わないでください。
透明プラスチック製品について
食器洗い機の使用は可能ですが、他の食器に付着する油分などで表面が曇ってしまう可能性が有ります。
変形の恐れがあるため、電子レンジのご使用行わないでください。
コルク製品について
食器洗い機の使用は控え、優しく手洗いしてください。コルク部を取り外すと壊れてしまう危険が有ります。どうしても取り外さなくてはいけない場合を除き、普段の洗い物の時は取り外さないでください。取り外す場合は、リンク先の説明を読んで行ってください。
コルクバンドを洗うと伸びて緩くなることが有りますが、温かい場所に上下さかさまに暫く置くことで元の形にに戻ります。
過熱について
透明プラスチック、コルク、ステンレスの製品は電子レンジで過熱しないでください。その他の製品は蓋を外しての電子レンジの使用が可能です。変形の恐れが有りますので、蓋は電子レンジへ入れないでください。
過熱のし過ぎは変形を招きますので、乾燥機や電子レンジの使用は適度にしてください。
寿命が来たら
できるだけリサイクルして新たな命を与えてください。
プラスチック製品に表示されている番号は、プラスチックの種類を表しています。
7番はトライタンという比較的新しいプラスチックです。耐熱性、ガラスのような透明さ、そしてメーカーがバットで打っても割れないと言う動画を出しているほどの耐久性を持ち合わせていますが、自治体でリサイクルをしている所は限られています。それでもトライタンをリサイクルしている業者は有りますので、是非お近くの業者を探してみて下さい。
ポリプロピレンのカップ(5番)やLDPEの蓋やプラグ(4番)は多くの自治体でリサイクルされています。
耐熱ガラスは熱処理をされており、現在のところリサイクルに出すのは難しいです。
コルクバンドは生物分解されて土へ還ると思われます。只今実験中です。
シリコンバンドのリサイクルを行ってくれる業者は限られています。もしお近くに有れば利用してみて下さい。
ステンレスは世界で最もリサイクルされている素材です。リサイクルの段階で失われる物が無く、1kgのステンレス製品は、そのまま1kgのステンレスへと生まれ変わります。また、素材そのものがとても強いので、半永久的に使えます。何十年後にKeepCupがもっと有名になった時に、「初期のモデルを持っているよ」と自慢するのにも最適です。