マイカップのエチケット
オーストラリアではKeepCupの登場以降、10年以上もの間マイカップが慣れ親しんで使われています。サステイナブルなコーヒー文化という観点からはまだまだ発展途上の日本では、マイカップを使う習慣があまり根付いておらず、そのエチケットについてもあまり知られていません。マイカップの利用は至ってシンプルです。少しエチケットのガイドを書いてみました。
1.
入念にKeepCupを洗いましょう。そして、店員さんに渡す前にカップが乾いていることを確認しましょう。急いでいるときに洗わなければいけないのは大変ですが、カウンターの向こう側で働いていた私から言えることは、カップは汚ければ汚いほど待ち時間が長くなるということです。これは、バリスタにとっても嬉しくないことなんですよ。
2.
不必要な接触を減らすために、蓋は取った状態で店員さんにマイカップを渡しましょう。店員さんが蓋を取る作業を省けるだけでなく、衛生的にも圧倒的に安心な方法です。
3.
店員さんがもしマイカップを扱いたくない方だった場合は、店内用カップにコーヒーを用意してもらいましょう。そこからコーヒーをマイカップに移すことができれば、プラスチックカップを使わずに済みます。
4.
私たちの住むコミュニティでエコの意識を広げるためには、今ある素晴らしい取り組みを応援する必要があります。サステナビリティに対して積極的に取り組んでいるカフェでコーヒーを買って、消費による意思表明をしましょう。